花街の拠点急襲時に発見されたTYT-075
管理番号: TYT-075
妖異通称: フィラメントの妖精
危険レベル: レベル1
遭遇した場合はなるべく回避・退避します。物品や事象の場合、接触は避けるべきです。
このレベルの対象は直ちに脅威となる存在ではありませんが、関わりを持つことは避けるべきです。
対応状況: 常時捜索中
関連事件
●[ 非公開 ]
第一次精霊動乱の発端となった事件ですが、詳細は公開されていません。
広域情報
●世界各地で目撃情報が報告されています。
ポイント
TYT-075は[非公開]で発見された妖精種です。身長は3~12cmほどで、外観は人間の子供のような姿をしています。
背中には白い羽毛の翼があり、飛行することができます。後頭部からは2本の長い触覚が伸びています。
TYT-075は体組織の一部分にある細胞膜を調整することで体内で発電を行うことができます。発生した電気を触覚に流すことでこれを発光させることが可能です。
人類が初めてTYT-075と接触した当初、その小さくて美しい容姿のために、彼らを捉えて愛玩動物とすることが貴族等の間で流行した時代がありました。この当時はTYT-075を動物や妖異と同じように扱うことが一般的でしたが、第一次精霊動乱を経て、現在では人間と同じ権利が認められるようになっています。
しかし、アンダーグラウンドにおいては未だに彼らに対して非人道的な行いを続けている者も多く、その取り締まりの強化が精霊種代表大使館より強い要請が出されています。
対応詳細
帝国妖異対策局では常時TYT-075の捜索に当たっており、発見次第これを保護し、妖精種の大使館に引き渡すこととなっています。
懸賞金
TYT-075の発見につながる有効な情報には帝国対策局より報奨金が支払われます。バウンティハンターがTYT-075を保護した場合はハンター組合より高額の報酬が支払われます。