TYT-203 – 街の記憶

TYT-[未割当] 街の記憶 ※画像は会話らしき音声の解析を試みるHachi。灯りは蛍(Lampyris noctiluca)によるもの。

管理番号: TYT-203
妖異通称: 街の記憶
危険レベル: レベル2
遭遇した場合は直ちに退避行動を取ります。物品や事象の場合、近づくことも避けるべきです。 警戒すべき対象です。なるべく早い段階でその場から退避する行動を取るべきです。
対応状況: アノーマラス収容機関が管理中

関連事件

● ■■■作戦
第二次世界大戦中に本妖異を含む地域で展開された大規模な戦闘。

広域情報

● 他の地域での現象は確認されていません。

ポイント

本妖異はドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州■■■郡にある街の一角で、 街が毎年その最後の記憶を再現しようと試みる事象です。第二次世界大戦中の1944年■月■日に甚大な被害を受けて以降、街は廃墟となっており、現在では人が立ち寄ることはありません。

異常事象は毎年■月■日に発生します。19時を過ぎると街の一部の様相が一変し、通りには街灯が付き、整えられた植樹が置かれ、建物には扉や綺麗に嵌められたガラスが現れます。 ※これらの事象は全て昆虫や動物によって再現されたものです。詳細についてはレポート#を参照。

また人の存在は認められないにも関わらず、通りには人々の会話らしきものや環境音が確認されています。比較的穏やかともいえる状況は22時34分を過ぎると大きく変化を始めます……。

補遺:会話らしき音声は人間の声に似せた■■■の羽音であり、言語的要素は確認されませんでした。

対応詳細

帝国妖異対策局では令和■年、 アノーマラス収容機関による本事象の調査に参加しています。現在、街の中心から半径2kmはアノーマラス収容機関のフロント企業が所有しており、許可なしに立ち入ることはできません。

懸賞金

懸賞金は懸けられていません。


Credit

© 2019 帝国妖異対策局